返事遅くなり申し訳ありませんでした。
投稿ありがとうございました。
先週は本当に大変でした。
一日平均勤務時間が18時間を超えました...
>色々な麻酔のかけ方がありますよね。
⇒本当にいろいろな麻酔法があります。麻酔科医によっても様々です。
>全身麻酔なんですが、大きな声で数を数えさせられたバージョン
⇒あまり意味がないので,私は患者さんに数を数えさせたりしません。
>ところで、あの麻酔薬の何ともいえない匂い・・・あの臭さだけで死にそうです(笑)
⇒患者さんが眠る前に吸入麻酔を使ってしまっているのではないのでしょうか。点滴ラインがあるならば,無意味です(吸入麻酔は刺激臭がするので,患者さんにとって不快です)。通常は酸素のみ(少し空気を混ぜる麻酔科医もいます)を流し(酸素や空気だけでは匂いはありません),眠るのは点滴のところから入れます。例外は,点滴ラインがない患者さん(子供など。子供は痛いことは全部寝てから...ということが多いです)で,吸入麻酔で眠くなってもらいます(刺激臭がありますが,仕方がありません)。
どのような手術だったのでしょうか。もしかしたら(手術室ではなく)外来レベルでの小手術でしたか?
>「貧血が酷いと手術が難しい」と言われましたが、Hg8位ならどうにかなるんじゃないのかなぁ?全身管理のプロなのにヘモグロビン8でも事故想定するのでしょうか?
⇒これは手術内容,全身状態にもよります。
比較的低侵襲や,短時間の手術なら,Hb8でも輸血は必ずしも必要ありません。
出血が予想される大手術や,全身状態が悪い状態,たとえば心臓の状態が相当悪い場合などでは,輸血が必要になることもあります。
簡単に言えば,全身が必要とされる酸素を供給できるなら(酸素供給>酸素消費),輸血は不要です。
余談ですが,“貧血があるなら酸素を投与すれば大丈夫!”というのは,本当は大間違いなのです。実はこれ,医者でも知らない人が少なくないと思います。
>「熱が下がらないけど緊急だから手術します。これも本当ならば熱が無いほうがいい」と言われたんですが熱があると麻酔に何か影響があるのでしょうか?
⇒これも全身状態と,手術内容によります。例えば,手術前に上気道症状を伴う発熱があれば,延期します。風邪症状がある時は,気道過敏性が亢進していて,例えば喘息などで呼吸困難が起こりやすい状態と考えられます。だから予定手術で待てるものは延期します。
しかし,それが原因で発熱しているような状態であれば,手術します(膿がたまっていて熱が出ている場合の,膿を取り除く手術e.t.c.)。
>また、無臭な麻酔薬ってものはないんでしょうか?(笑)
⇒先ほど説明したように,点滴のところからの麻酔導入では酸素(+α空気)のみを使うので,無臭なのですが...
>試験&お仕事、頑張って下さいね。
⇒ありがとうございます。今日も早朝に出発して学会発表して,すぐに戻ってきました。
頑張ります!
今日で東日本大震災から1年が経ちました。
被災された方のことを考えると,しんどいなんか言えません。
これからも何があっても頑張っていきたいと思います。
【日記の最新記事】



